ダレン・シャンの通販情報

原作でさえ、所々粗のある作品です。
それを原作と違うから!という理由で非難するのは如何なものかと。
寧ろ、カットされてはいますが、週刊誌という枠の中でこれ程忠実に、時に大胆なアレンジをして連載するのは至難の技です。
絵柄については、新人ですのであれだけ描ければ良いでしょう。
この一巻は確かに粗が目立ちますが、

もうね、スティーブは本当に性根が腐ってますな。
もちろんミスタータイニーも嫌いだ。
今回は、ダレンの親友たちが次々と犠牲になっていく、非常に痛ましい内容になっています。
憎しみがどんどん積もるだけで、進展はしません。
最終話に向かって、悲惨さが増してます。
次巻でラスト。
ハッピーエン

バンパイアになって以来、本当に色々なことを経験し、また主人公を取り囲む沢山の人を失って成長し続けてきたダレン・シャン。長かったバンパニーズとの戦いもようやく終盤を迎え、ダレン・シャンシリーズは幕を閉じます。スティーブとの決闘のシーンも必読です。

作者がダレンシリーズを通じてのメインステートメントは、やはり「運命は変えられる」という

私はダレン・シャンが大好きだったのですが、この10巻を読んでからは最終巻以外を手にとっていません。
理由は、クレプスリーが出ないことと、急にファンタジー色が濃くなってしまったからです。

奇怪なサーカスから夜明けの覇者までは、ファンタジーではありながらも、私たちの生活の裏側、知らない夜の世界という感じでした。もしかしたら本当に

本巻の後半の展開は読んでてかなり予想が付きます。それでも気持ちが高ぶるのは、１巻以降、敵役として登場してきたキャラクターの再登場のせいでしょう（名前だけ再登場の人もいますが）。スティーブ、Ｒ・Ｖ、マーロック、ガネン・ハーストがストーリーにねちっこく絡んできます。ラストはスッキリはしないけど、読み応えのある一冊だと思います。

『ダレン・シャン』『デモナータ』シリーズで大人気を獲得した怪奇ファンタジーの名手シャン氏が３度の訪日の折に書き下ろした中短編２編とエッセイ１編を収録した日本オリジナル作品集です。来日のファン・イベントの合間を縫って日本の３霊山を訪れたというのは、流石に著者らしいなと思います。収録作『羽黒山』『恐山とデモナータ』『高野山』は冒頭に著者の日本体験記と自作に対す